NCEP Climate Forecast System Reanalysisというデータがある。
http://cfs.ncep.noaa.gov/cfsr/
大気海洋モデル結合モデルに対してデータ同化が行われているのが特色だ。
分解能は従来のNCEPの再解析よりも高い。
大気: 水平分解能~38 km (T382)、 鉛直64 levels
海洋: 熱帯で0.25度、それ以外で0.5度の水平分解能、鉛直40 levels
また変数によっては1時間間隔のデータがある。
もっとも、データ同化が行われるのは6時間間隔だから、その間は予報データでうめてある。
このデータを見てみた。
UCARのサイトの
http://rda.ucar.edu/pub/cfsr.html
NCEP Climate Forecast System Reanalysis (CFSR) Selected Hourly Time-Series Products, January 1979 to December 2010http://rda.ucar.edu/datasets/ds093.1/
から、2001年の12月のSSTデータ(中身は海面下5mの温度)
ocnsst.gdas.200112.grb2
をダウンロードした。
これはgrib2形式なので、これをwgrib2でgrads形式に変換する。
g2ctl ocnsst.gdas.200112.grb2 > sst1hr.ctl
gribmap -i sst1hr.ctl
で、grads ctlファイルとindexファイル
sst1hr.ctl
ocnsst.gdas.200112.grb2.idx
ができる。水平分解能は0.5x0.5になっていた。
gradsで最初のステップをプロットすると、こんなかんじ
0N, 180Eの最初の48ステップをプロットすると
6時間ごとに値が飛んでいるように見えるのは、6時間ごとに同化(3D-VAR)で解析値に修正していることにともなうものであろう。
grads形式に変換する時に、解析値だけ取り出すには"-0"(ハイフンゼロ)をつけて
g2ctl -0 ocnsst.gdas.200112.grb2 > sst1hr.ctl
gribmap -0 -i sst1hr.ctl
この場合、0N, 180Eの最初の8ステップ(6時間ごとなので、48時間分)をプロットすると
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